この記事では体外受精を始めるときに悩んだ『病院選び』について私が決めたポイントをまとめました。
ポイント① 産婦人科かARTクリニックどちらを選ぶ?
結論からお話すると最初からARTクリニックの受診をお勧めします。
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私は2年近く避妊をせずタイミングが合ったら嬉しいなぁ。。と軽く考えておりました。
ですが1年経った頃、なぜ妊娠しないんだろう??と考えるようになりました。
そのタイミングで近くの産婦人科にタイミングが合っているのかを確認しに通院をします。
排卵予測日はアプリで確認していたタイミングと同じ。ならどうして?と疑問に感じその後に生殖補助医療ができる病院探しを始めました。
ここでさらに1年の時が経ってしまっています。プラス2年の経過ですね 🙁
30代後半から不妊治療をして「年齢は待ってくれない」という事を強く感じました。
また、男性不妊の治療ができるかどうかも大切なポイントの一つです。
精液検査結果を聞いた時に転院を勧められるのか、その場で治療方法が聞けるのか、と考えると後者は精神的ダメージも減らせますね。
男性不妊にも対応している病院ですとより安心かと思います。
あきらめずに病院に問い合わせしてみてください♪
ポイント② 通院のしやすさ
いまは働き方改革で半休がとれたり、フレックス制度も充実していますよね。
でも職場には知られたくない!私もそんな一人でした。
仕事を抜けて通院可能な場合は近くにARTクリニックがあるかどうか。
仕事終わってからの通院であれば、職場からクリニックまでの距離はどのくらいか。
自宅からの距離は?電車で通う場合の交通費は?等 いろんな問題がでてきます。
【通いやすいかどうか】これはとても重要なポイント。
【距離、交通機関、かかる費用、時間】これらもチェックしてみてください。
ポイント③ 治療方針はどうか?
体外受精の場合、多数の卵子を採取するために薬を用いて「排卵誘発」を行う場合が少なくありません。その方法は低刺激のものから高刺激のものまでさまざまです。どの方法を選択するかによって体への負担や通院スケジュールも異なります。
自然周期法と低刺激法【採卵までの通院回数が少ない】【採卵数1~2】
自然周期法:自然周期法とは名前の通り、排卵誘発剤の注射も内服薬も使用しないで、卵子を採取する方法です。
低刺激法:排卵誘発剤「クロミフェン」を使用することで、複数の卵胞の発育が見込まれ、排卵のコントロールが可能になり、採卵率が向上します。使用する薬剤の量を極力少なくして、体への負担を抑えます。
高刺激法(ショート法)(ロング法)(アンタゴニスト法)
【採卵までの通院回数4~5回】 【採卵数 多】
ショート法、ロング法:年齢とAMHによって刺激法が決まる。卵胞を育てる注射薬、卵胞を成熟させる注射薬、自然排卵を抑える点鼻薬の3つで刺激する治療法。卵胞が安定して育ちやすく排卵日もコントロール可能です。
アンタゴニスト法:服用薬と排卵を誘発させる注射と抑制させる注射で刺激をおこなう治療法。誘発剤の使用量が少ないため、卵巣過剰刺激症候群(OHSS)になりにくいメリットがあります。
ポイント④ 病院のクチコミや評判の確認
やはり評判や口コミは気になりますよね。
私がいつも確認する方法をお伝えします。
まずお持ちのスマートフォンのグーグルマップアプリを開いてください。
お持ちでない方はまずはインストール!
Google マップ - ナビ、乗換案内
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通える範囲の地図を開き、検索バーに①『不妊治療専門クリニック』と検索。
②評価を絞りこむ
③下部に記載のリストを表示をクリックし、各病院の口コミをチェック!
④インターネット検索で気になる病院のHPを確認し、ポイント①~③が当てはまるか最終確認をします。
転院も考えた当時の私は常磐線沿線が通いやすかった為、この検索方法で病院探しをしました。
まとめ
まず、不妊治療を考え始めたらパートナーと病院を受診する気持ちを固めましょう!
つづいて重要な病院選びをしましょう。
最初から生殖補助医療ができる病院を選ぶ
通院のしやすさを確認する
治療方針を調べる
グーグルマップを活用して評判のチェックをする
これから不妊治療を考え始めている方のお役に立てたら嬉しいです。