不妊治療

アンタゴニスト法って何?【採卵周期1回目と結果】

初採卵にむけて私が実施した治療法『アンタゴニスト法』の治療スケジュールとかかった費用をご紹介します。

ここからは生理開始1日目をD1として表記します。

自己注射開始 D2~D11

D2に採血とエコー受診。 💡 診察費用:20,800円
いよいよ採卵に向けての周期が始まります。採卵日に向けて1週間自己注射します。
私の治療法ははじめて耳にする治療法の名前、『アンタゴニスト法』 🙄
『アンタゴニスト法』とは、卵巣刺激法の一種で一回の採卵で卵子が増やせる有効な治療法らしい。自然の場合、排卵する卵子は1個か2個ですが、卵巣刺激することで通常よりも多く採卵が可能との事です。

治療に使う注射は【ゴナールエフ】を使用します。
この注射はペン型タイプで注射針もとっても細いんです!投与量の設定もとても簡単でお腹に打っても全然痛くない。
自己注射に抵抗があった私も、毎晩20時簡単に打つことができました。
(投与した薬の種類)
・D2~ ゴナールエフ 投与量 150/日
・D4~ クロミッド  内服  1錠/日

D9に卵子が育っているか再度採血とエコー受診。 💡 診察費用:14,460円
ここで採卵日がD12に決定しました!D10までゴナールエフ投与継続し、さらに注射が増えます💦
病院で看護師さんに打たれるような本格的な注射2つ追加。。
(追加した薬の種類)
D9 ガニレスト 投与量0.25/夜(排卵予防薬)
D9 低用量hcg  投与量100/夜 (排卵誘発剤)
D10 hcg     投与量5000/夜 (卵子を成熟させる)

排卵を誘発する薬と排卵を予防する薬を夜打つという微妙な心境。
特に副作用等は全くなかったですが、針も太く打つときは少し痛かったです。。
採卵日前日 D11 ボルタレン座薬25㎎/14時・22時の2回挿入
21時以降は絶食との指示がありました。

採卵日当日 D12

D12  ボルタレン座薬25㎎/6時挿入  朝から絶飲食 💡 診察費用:51,350円

【妻】病院到着後、安静室へ
順番で呼ばれて手術室のような分娩台へ向かい、局所麻酔後に採卵
【夫】クリニック採精のため採精室へ

初めての採卵は、不安いっぱいでしたが局所麻酔をしてくれてあまり痛みは感じませんでした。腰がひけてしまうと痛みがあるので腰をぐっと下に押し出すことがポイントだそうです。採卵後はガーゼをこれでもかといれられ、止血をするのでその後の内診でこんなに入ってたの?ってくらいガーゼが出てくる感覚にびっくりしたのが印象です。
内診が終わった後に先生と今後の流れについて確認すると
胚盤胞移植の中でも新鮮杯移植と凍結杯移植があるが、初めての為今回は新鮮杯移植を推奨ました。
新鮮杯移植の場合は受精後3日あたりで移植をしますのでその日に来院予約を取って帰宅。

採卵結果 D13(翌日)

D13 翌日 電話で受精結果の連絡。
緊張しながら待っていると11時ころ、電話が鳴ります。

培養士さんから、
『昨日の授精結果ですが、4個採卵のうち2個受精が確認できました。
新鮮杯移植のため、次回の診察は2日後に来院ください。』

本当によかった~!と一安心 😳 2日後の受診にむけて仕事を調整いたしました。

移植日 (残念な結果) D16

D16 2つの卵ちゃん’sは元気かな~とお腹に戻せるんだ♡と内心ウキウキしながら診察。
ところが、ドクターからの言葉は『本日は残念だけど移植できません』との結果。
え?戸惑っていると、2つ授精した卵ちゃん’sでしたが胚盤胞に分割途中で異常が確認されたため、初期杯の段階で分割をやめてしまったそう。。
こうなると移植しても育たないので残念だけれどもう一度採卵から行いましょうね!との事でした。

てっきり受精したら移植できる!!と思っていた私。移植回数が保険適用に関わっている事もあり、先生の言うとおりに次回の来院予約を取りました。
💡 この日の診察費用:38,250円
高っ!と思いましたが、体外受精の金額と受精卵培養の金額で診察だけでも費用が発生したための費用でした。

採卵の通院回数と費用について【1回目】

通院回数:2週間の間に4回受診
費用  :124,860円

働きながら通院する方は、採卵前と採卵後に時間休とって受診。
採卵日は念のため有休をとることをお勧めします。

-不妊治療
-, , , , , , ,