2022年4月から不妊治療の保険適用が拡大されました。
不妊治療ってなに?病院に行くタイミングっていつ行けばよいの?そう考えているこの記事を読んでいるあなたへ
これまでは、一部の治療法のみに健康保険が適用されていましたが、2022年4月より人工授精、体外授精、顕微授精 など、生殖補助医療の基本治療はすべて保険適用されるようになりました。それをきっかけに私が始めたタイミング、初受診の内容と費用をお伝えします。
私が妊活を始めたタイミング
まずご存じのように女性が排卵できるのは1か月に1回だけ。
さらには、毎月が受精できる排卵ができるとは限らないという事を知ったのは病院に通ってからでした。
私のきっかけは年齢38歳、入籍が決まったタイミングと保険適用が始まったタイミングが重なり2022年5月~不妊治療をスタートしました。
高齢出産の年齢になっているのと2年ほど避妊をしていないのに授からなかった事もあり、いち早く病院を受診したかった私は事実婚でも通院可能な病院を検索し、入籍前に通うことを決意。
保険適用は年齢制限もあります。それも私を焦らせるきかっけになったと思います。
年齢制限の壁
※治療開始時において女性の年齢が43歳未満であること
初めての治療開始時点の女性の年齢 | 回数の上限 |
40歳未満 | 通算6回まで(1子ごとに) |
40歳以上43歳未満 | 通算3回まで(1子ごとに) |
はじめて治療を開始したとして40歳未満に該当はしますが、通算6回とは?どんな治療をするの?すべてがわからず夫に話した結果、お互い早いほうが良いと合意してもらい、5月に受診予約をしました。
初受診 ART説明と初診の費用
まず、初診で治療を進めるための検査をします。
初診は2人とも採血のみと診察をおこない(病院による)、今後の方針について先生から説明がありました。
【夫】感染症採血(自費) 8,591円
【妻】採卵前採血(自費)29,541円
【夫】別日で精液検査のみ実施 690円
2回目の診察で治療計画を以下3つのうちから決定するとのこと。
必ず2人で受診依頼がありました。
■人工授精
人工授精とは、精子を子宮内に直接注入し、卵子と精子が出会う確率を高める不妊治療法の一つ。 子宮内に注入された精子は自力で卵管内へ移動し、排卵後に卵管内に取り込まれた卵子と自然に出会います。 よって、名前には「人工」と冠しているものの、極めて自然妊娠に近い形の治療法と言えます。
■体外受精
体外受精とは、女性の卵巣から卵子を体外に取り出して、男性の精子と受精させ、数日の培養後、細胞分裂(分割)が始まれば、女性の体内(主に子宮内)に戻すと言う治療法です。
■顕微授精
顕微授精も、「体外で得られた受精卵を子宮に戻す」という点では体外受精と同じです。しかし、体外受精は精子と卵子を培養液に入れて自然に受精するのを待つのに対して、顕微授精は顕微鏡とガラス針を用いて卵子と精子を人工的に授精させます。
2回目受診 治療計画の説明(どの治療方法ですすめるか)
・初診月は不可(5月に初受診して7月採卵開始)
・戸籍謄本それぞれ1通持参
・採血、精液結果の説明
ここで私の低AMHが発覚します。
(卵子の数が年齢より低く、妊娠できる期間が短いこと)
2回目の受診までに病院のHPやYoutubeを確認して顕微受精で進めることを相談するも精液結果は良好のため、体外受精での治療方針に決定しました。確実に授精できそうな顕微授精で、、と思っていましたがそうではないらしいです。
この日に保険適用の6回というのは、採卵の回数ではなく移植回数が6回ということも納得しました。
まとめ
結論!始める時期は今すぐ!早いほうが良いです。
年齢が若く不妊治療に抵抗がある方もいらっしゃると思いますが、初めて治療した月の排卵周期から移植できるわhaけではない!というのを強くお伝えします。私の場合は低AMHという事も分かりましたし初診はなるべく早めに受診をお勧めいたします。
最初の採卵までにかかる費用など一歩を踏み出すきっかけに参考にしていただけたら嬉しいです。
次回の記事から、初回の採卵内容をお伝えいたします。